１２月１２日　午後１時１５分より糖尿病教室を行いました

本日のテーマは
『 血糖値、ちゃんと測れてますか？ 』
講師は糖尿病療養指導士の資格をもつ
臨床検査技師の泊さんです。







最初に自分で測ることができる血糖測定について
詳しい説明がありました


自己血糖測定＝SMBG





血液検査の血糖の値と、自分で測る血糖の値・・・
誤差がでること知っていましたか





質問　①


一般的にどちらが高めにでると思いますか？







毛細血管が自分で測る値・・・
静脈血が血液検査の値・・・

つまり、自分で測る方が高いという訳です






質問　②　　　（とても難しい問題です）




本来、人間はどこの血液の糖濃度を基準に
自らの血糖をコントロールしているのでしょうか？















正解は・・・



正解した方はいますか？？？








さて！質問は続きますよ～





質問　③



門脈は体のどこにあるのでしょうか？

















矢印の先の星印の部分です
そうです。
肝臓の下の部分です。わかりますか？
この部分から血液をとって血糖をはかると、正確な値が出ることはわかっていますが
この部分から血液を採ることは難しいですよね




次は、実際に自分で血糖を測ってもらいました～
参加者の皆さんは、初めて自分で血糖を測ることになりました








一般的な指先ではなく「手のひら」に挑戦
指先に較べ、痛みが少ないといわれています
矢印の部分が針を刺す目安です。
生命線に近い赤い斜線の部分は神経が集中しているのでとても痛いそうです
ご注意ください










皆さん無事測ることができました
ちょっとした達成感を味わうことができましたね。



最後の質問です。
どうして自己血糖測定をするのでしょうか？
理由の一つは、これです










あっという間の３０分でしたね。
参加者の方からは、
「いつ測るのがいいの？」
「血糖値の目安はどれくらい？」
等々　いくつかの質問もでました





今年の糖尿病教室は本日が最後となりました

２０１６年の予定表もすでに出来ています


（※ クリックすると拡大します。）




事前の申込みなど必要ありません

どなたでも、気軽に参加できる教室となっております
ぜひ１度、参加してみてください
来年も皆さんの参加をお待ちしています
宜しくお願いします





名瀬徳洲会病院は、これからも
地域の皆様の健康と生活を守る病院として
努めてまいります。