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2021年04月10日

3月27日 糖尿病教室を開催しました。

3月27日、糖尿病教室を開催しました。



前回(2021年2月)までは休止していて、今回から再開になりました。
なので、参加者もまばらです。スタッフのほうが多いのはきっと気のせいです・・・




糖尿病教室を開催する際は、血糖測定の準備もしています。




指先に少し針を刺して、出てきた血液を利用して血糖値を測定します。
針を刺す前に、下の写真のようにアルコール綿で消毒をするので、
アルコールでかぶれたことがある方は事前におっしゃってくださいね。





針を刺すときは下の写真のように、指先に針を刺すことが多いです。





血液を測定器で測定するときは、下の写真のようになります。


必要な血液は米粒くらいなので、たくさんは必要ありません。
測定した結果に関しては本人へお渡しするので、血糖値が気になる方は
是非一度測定だけでも、来てくださいね!





さて、ここから、今回の糖尿病教室の内容に入っていきます。
今回のテーマは
「自分の体重を知ろう!」
講師は管理栄養士の原永さんです。



皆さんは、自分の体重についてどう思うでしょうか?普通?肥満?
人それぞれ、身長が違うので、体重だけ比べてもあまり意味がありません。
ですが、自分の体格が痩せ気味なのか、標準なのか、肥満気味なのか、判断する1つの指標があります。
それがBMI(Body(ボディー) Mass(マス) Index(インデックス))という指標です。
計算式は下の写真の通りです。



この時、身長の単位に注意してください。身長の単位はmなので、
153cmの人だと、1.53を使うことになります。
私の場合は、体重が56kg、身長が161cmなので
56(kg)÷1.61÷1.61
になります。大体21くらいになりました。




皆さんはいくつになったでしょうか?結果の解釈は下の写真の通りです



18.5より小さいと痩せすぎ、18.5~25までが標準、25~30が太り気味、
30を超えると太りすぎ、ということになります。皆さんはどうなったでしょうか?
太りすぎはいろんな病気のもとになりますので、BMIが25を超える方はできるだけ
25を下回るように工夫していく必要があります。
BMIが22くらいだと最も病気になりにくい、といわれています。

成人すると身長がほとんど変化しなくなるので、体重をコントロールして
BMIを25以下に近づけていく必要があります。




ここで、少し体重がなぜ増えてしまうのか考えてみましょう。


体重が増えてしまうのは、上の写真のように
摂取カロリー(毎日の食事やおやつでとっているカロリー)が運動や
日常生活で消費しているカロリーよりも多いからです。

体重を減らすには、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やす必要があります。
今回は、摂取カロリーに注目してみましょう。

皆さんは、自分が一日に必要とするカロリーについて
考えたことはありますか?
自分が満足するまで食べてしまうと上の写真のように、
摂取カロリーが多すぎる状態になりがちです。
自分が必要とするカロリーは次の写真の式で計算できます。




標準体重、という聞きなれない言葉が出てきましたね。
これは、ある身長の人のBMIを22とした時の体重がいくらになるか、
というものです。
次の写真の式で計算することができます。


今回も、身長の単位がcmではなくmになっている部分に
注意してくださいね。
身長が153cmだった場合、1.53で計算します。
私の場合は161cmなので、私の標準体重は
1.61(m)×1.61(m)×22=57

になりました。



この標準体重を使って、自分に必要なカロリーを
計算してみましょう。もう一度計算式を確認します。


よく見ると、活動量、という単語も出てきましたね。
これは、一日の活動量を3パターンに分けているものです。

プロスポーツの選手のように激しい運動をする人と、
座って仕事をすることが多い人では必要なカロリーが異なりそうだ、
というのは想像しやすいですよね。
なので、1日にどのくらい活動するかによって必要なカロリーも
変わってくるのです。

大まかに3つのパターンがあります。
1:軽労働(座っていることが多い)の場合→活動量は25~30
2:中労働(歩くことが多い)の場合→活動量は30~35
3:重労働(力仕事が多い)の場合→35~
です。



私の場合は、歩くことが多いので30を使用して計算すると
理想体重×活動量



57×30=1710
となり、私に必要な1日のカロリーは大体1700kcalぐらいになります。
皆さんも計算してみてください。

さて、私の場合は1日に1700kcalくらい必要ということがわかりました。
1700kcalになるまで、何でも好きな食べ物を食べていいか、というと
そういうわけにはいきません。

1日の食事を振り返るとごはんの他にも、肉や魚、野菜や果物、を
食べていますから、これら合わせて1700kcal以内に収める必要があります。
では、どのくらいの割合で食べたらいいのでしょうか?


そのバランスが上の写真になります。1日に必要なカロリーのうち、
半分をごはんやパン、麺類などのいわゆる炭水化物で摂取するのが
理想的なバランスです。
肉や魚、豆腐等で1日に必要なカロリーの1/4を、野菜や果物、牛乳等で
一日に必要なカロリーの1/4を摂取するのが理想的ですね。




私の場合ですと、1700kcalの半分なので850kcalをごはんやパンで
賄う必要があります。
1日3食食べるとすると
850÷3≒283
なので、1食あたり283kcal、ご飯茶碗普通盛り(140g)くらいで
235kcalになるので、普通盛りと少し、という感覚です。




では、肉や魚はどのくらいでしょうか?
肉や魚は自分の手のひらに乗るくらいの量がいいとされています。
お魚だと、スーパー等で売っている1切れ位が1食あたりの量の
目安になります。
豆腐だと1/4丁くらいが目安になります。
豆腐は大豆を材料にしておりけっこうカロリーがあるので要注意です。
野菜はどうでしょうか?
生野菜(調理する前の野菜)だと、両手に乗るくらいが1食に必要な野菜の量、
ということになります。
炒めたり煮たりすると野菜は水分が抜けて体積が小さくなるので、そういった
料理した状態の野菜だと片手に乗るくらいが1食に必要な野菜の量の目安になります。

続いて、果物はどうでしょうか?みかんだと、1日どれくらいでしょうか?
みかんだと1日2個が適量といわれています。
お菓子じゃないからといってたくさん食べてもいいわけではないみたいですね。
果物の1日の摂取量の目安としては自分の手の中に納まるくらいが目安のようです。

牛乳はどうでしょうか?牛乳はコップ1杯が適量になります。
乳製品なのでけっこうカロリーがありますよね。





では、大好きな人の多い、お菓子類はどうでしょうか?


上の写真がお菓子類のカロリーを示した写真です。
縦軸がカロリー、横軸が炭水化物の量になります。
お菓子を全く食べない、というのも難しいですから、食べる量を決めたり、寝る前は
お菓子を食べるのを避けたり等、自分にできる工夫をしながらうまく付き合っていきたいですね。




また、体重を維持したり減らしたりするうえで大事な事の1つに、毎日体重を測定する、ということもあります。
男性だと、体重を測定する習慣がなくて、シャツやベルトがきつくなってきて、体重が増えた、と感じる方も多いのではないでしょうか。
定期的に体重を図ることで、あの時はお菓子を食べすぎたな、とか、運動ができなかった時期だな、とか振り返るきっかけにもなります。
定期的に体重を図る習慣をつけましょう。

また、食事中にも工夫してほしいことがあります。それは、下の写真のようにすることです。


ゆっくりよく噛んで食べることも、体重を維持したり減らしたりするうえで大切な事です。
早食いだと、余り満腹感が得られず食事量も増えてしまいがちです。
ゆっくりよく噛んで食べれば満腹感も得られやすく食事量も増えにくくなります。
決まった食事量だけだと、満腹感が少ない、という方は是非お試しください。



いかがでしょうか。今回の糖尿病教室は、体重と食事量についてお話がありました。
糖尿病教室には、管理栄養士だけではなく、臨床検査技師、理学療法士、薬剤師など
他の医療スタッフもそろっていますので、相談がある方はぜひお越しください。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 10:30Comments(0)糖尿病教室

2020年12月22日

徳洲新聞で紹介されています。

徳洲新聞の12月21日号に
当院の糖尿病療養指導チームが毎月行っている
糖尿教室の活動が紹介されています。


クリックすると記事掲載ページに移動します。)


糖尿病教室は
どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。

糖尿病が気になる方や
御家族が糖尿病をお持ちの方など
是非、ご参加ください。


  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:38Comments(0)糖尿病教室徳洲新聞

2020年11月25日

世界糖尿病デーのイベントを開催しました✨

11日、毎年行っている世界糖尿病デーイベントですが、
コロナ禍で集団での密を避けるため参加人数を制限して、
ソーシャルディスタンスをとってできるよう
「ポールウォーキングに挑戦しよう!」というテーマで
ウォーキングを行いましたicon12






今回はウォーキングポールの準備もあり、
予約制で12名の方が参加、スタッフも含め
22名でイベントになりましたface01



場所は三儀山運動公園トレッキングコースicon12
移動は病院からバスで行く人と、現地での集合の人に分かれました。




現地到着後、運動前の血糖測定、ポールウォーキングの説明、
準備体操を行ってウォーキング開始icon12









































中には自前のウォーキングポール持参の方もいらっしゃいましたface02
(院長も自前のポール使用)







ポール使用すると何がいいのかと言うと、足腰が弱った人でもできる、
上半身も使って全身の有酸素運動、消費カロリー1.5倍の効果が期待できるそうですface02































天候にも恵まれ、心地よい風が吹く中、参加した皆さん
30分間ウォーキングを楽しむ事が出来たのではないでしょうかface02











ウォーキング後は体育館へ移動して、整理体操と
運動後の血糖測定…





















大体の人が血糖下がっており運動の効果を体験することができましたface01
最後に糖尿病の啓蒙活動で院長による講演face02



世界の人口が増えるとともに、日本の人口も増加。併せて糖尿病の数も増加。
世界で診断されていない糖尿病の方2億3千万人、日本でも1千万人いる。
日本の年間透析の42%が糖尿病性腎症が原因。医療費もかなり増大している。
早期に発見して治療を行うことが必要となってくる。
今回運動の効果を体験していただいたが、運動療法の到達目標として、

・できれば毎日有酸素運動

・週1回だと現状維持

・少なくとも週3回以上

・1日20~60分 計週150分以上が最適

・合わせて週2~3回のレジスタンス運動が最適であることの再確認行った。

今回、大体的な啓蒙活動は行えなかったが、コロナの影響でなかなか外出控える方も
出てきていると思いますが、適宜運動は必要なので自宅でもできるような運動等も
考えていかないといけないのかなと思いますface01


体質改善、体調管理に気をつけて
これからも皆で頑張りましょうface02
  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 16:00Comments(0)糖尿病教室

2020年10月22日

10月17日 糖尿病教室を開催しました♪

10月17日(土)糖尿病教室を開催しましたicon12

新型コロナウイルスの対策のため、上記のように
隣の方との間隔を意識して椅子を並べてみました!






今回のテーマは、
足元注意!あなたの足は大丈夫?です。
講師は、看護師の中田さんです。











糖尿病のお話の中で、なぜ、足の話が出てくるのでしょうか?




血糖が高い状態が続くと、足の感覚が鈍くなってしまう、
というお話でした。







そのまま放置しておくと、どうなるのでしょうか?











上の写真は、糖尿病の神経障害を長期間放置して、
壊疽(えそ)になってしまった写真です。

足の感覚が鈍ると、足に傷ができても痛みを感じにくく
なってしまいます。痛みがあれば病院へ行くなり、
主治医の先生に相談するなりできるのですが、痛みがないと、
何もないと思って傷を放置してしまいます。
傷を未治療のまま放置すると、傷口から菌が侵入して
上記のような状態になってしまうことがあるのです。





では、どのような事に気をつければ、上の写真のような状態にならずに済むのでしょうか?



入浴時など、はだしになる際に、足をよく観察して異常があれば
主治医の先生へ相談しましょう。特に足の裏や足の指の間などに
傷ができていないかよく観察してください。
よく観察する、といわれても足の裏なんかはなかなか自分では
見にくいと思います。手鏡などを使って観察したり、家族の方に
観察してもらうことも方法ですが、下の写真の中田さんのように
触って確認する、というのも一つの方法です。







足の色はどうでしょうか?足を触ってみて冷たくないでしょうか?
動脈硬化が進んでしまうと、足先にまで血液が廻らなくなるので、
足が冷たくなります。
足には、足背動脈(そくはいどうみゃく)といって、脈が触れる部分があります。








この部分で脈が触れなかったり、右足は触れるけど、左足は触れない等の
左右差があると動脈硬化が進行している恐れがあります。受診の際に
主治医へ相談することをお勧めします。


足の指の間はふやけていませんか? 爪の色は白く濁っていないでしょうか?

爪の色が白く濁っていると、爪白癬(つめはくせん)という病気の可能性があります。
白癬(はくせん)、というと聞きなれないかもしれませんが、いわゆる水虫のことです。
爪白癬(つめはくせん)は爪に水虫ができた、ということになります。
爪に水虫があると、足の指にも水虫があることが多いので、爪の色や足の指の間が
ふやけていないか確認しましょう。

足の傷や爪に関して病院を受診する際は、皮膚科を受診するのがお勧めです。
皮膚科が受診できない場合は外科で対応してくれることもあります。







足を清潔に保つことで感染を予防することになります。角質の厚い方の中には
角質ケア用品等で力強く削る、という方法を取っている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、あまり削りすぎると、傷ができてしまうことがあります。石鹸を泡立て、優しく
洗うことで十分です。洗った後は、水気をしっかりと拭き取ってください。
乾燥が気になる方は、保湿クリームを使用してもかまいません。














爪白癬(つめはくせん)があったり、爪が食い込んでいる等、自分で爪の手入れが
難しい方は、無理して自分できることなく、医師や看護師に相談してください。
爪の白い部分に合わせて爪を切ると、深爪になりやすいので、上の写真のように
切るのがお勧めです。スクエアカットと呼ばれる方法です。

爪切りによっては、間違って爪以外の部分も切ってしまうかも、と心配されるかも
しれませんが、やすりをつかって削っていけばそのような心配も少なくて済みます。
爪は丸まっていく性質があるので、爪の角も尖ったまま放置すると、爪が
食い込んでいってしまいます。






仕事の都合上、ハイヒールを使用する機会が多い方もいらっしゃるかとは思いますが、
ウォーキングや運動をする時はハイヒールやサンダルは避け、自分にあった靴を
使用することをお勧めします。
足の変形があって、自分にあった靴を探すのが難しい方は、フェア等で相談する方法も
あります。奄美フットのように相談を受け付けてくれるお店を利用してみましょう。





また、最近では下の写真のように、ダイアルを回すことで靴紐が締まっていく靴もあります
かがんで靴紐を結ぶのが辛い方は上記のような靴を利用して、しっかりと靴紐をしめて利用しましょう!



靴下に関してですが、白色のものがお勧めです。出血したり、滲出液(しんしつえき)という
汚い色の着いた液体が出てきてしまった時に見つけやすいためです。
運動するときは色物の靴下よりも白色の靴下をお勧めします。





最近は日が沈むと冷えてくるようになりました。
冷えてくると、湯たんぽやこたつ、電気カーペット等を
利用する機会が増えてくると思います。



糖尿病の神経障害を抱えていると、足の感覚が鈍くなってしまうので、湯たんぽに直接足が
当たっているのに気がつかず、やけどを負ってしまうことがあります。
湯たんぽを使用する際はタオルにくるんで使用する等の工夫をお勧めします。
夏場ですと、砂浜を素足で歩いているうちに知らずにけがをすることがあります。
足の観察を習慣づけて早期発見に努めることが大切です。






次回は、11月11日 水曜日
13:30 ~ 世界糖尿病デーのイベントで
遠足を行う予定です。



クリックすると拡大します。)

新型コロナウイルス感染対策として
参加人数は完全予約制で10名です。


島外渡航や来島者との接触、風邪症状の有無を確認し、
  移動のバス乗車前には、体温測定し 発熱がないことを確認します。









  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 13:00Comments(0)糖尿病教室

2020年10月16日

世界糖尿病デー イベントを開催します!

11月11日 水曜日
13:30 ~ 16:30まで
世界糖尿病デーのイベントを開催します

今年度、新型コロナウイルス感染拡大により延期となった
4月に行なっている「DMチームの遠足」を
世界糖尿病デーのイベントとして行います。


クリックすると拡大します。)

ポールウォーキングとは
 専用ポールを両手に持って歩く運動法。より短時間で安全に運動効果を得ることができる。
 北欧発祥のノルディックウォーキングを元に、運動習慣がない人や足腰に不安がある人でも
 取り組めるように日本で独自に改良されたものです。



新型コロナウイルス感染対策として
参加人数は完全予約制で10名です


島外渡航や来島者との接触、風邪症状の有無を確認し、
  移動のバス乗車前には、体温測定し 発熱がないことを確認します。






  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 08:11Comments(0)糖尿病教室病院からお知らせです。

2020年09月28日

9月26日 糖尿病教室を開催しました。



今回のテーマは
食欲の秋 上手な食べ方
講師は管理栄養士の原永さんですface01









「秋はおいしいものが多くて、食欲が増しますよね~」

食欲の秋、簡単調理実習・・・・といきたいところですが、
今回は、カロリートーナメントを開催しますicon12





皆さんにお配りした「カロリートーナメント表」 





8つのおやつのグループと
6つの料理(1人分おかず)グループで
どれが高カロリーなのかを選んでいきますface01



最終的に一番高カロリーなおやつと料理が
決定しますicon12



おやつグループの1回戦は
「モスチキン」VS「ショートケーキ」
カロリーが高いのはどちら?


「油で揚げている方じゃない?」
「ケーキは、砂糖も生クリームもたっぷりよ」、等々…



結局、おやつグループのカロリーナンバーワンは、
メロンパンでした。






クリックすると拡大します。)









料理グループの1回戦は
「ポテトサラダ」VS「マヨネーズの生野菜サラダ」



カロリーが高いのはどっち?

「1回戦は簡単! ポテトサラダの方が高カロリーよ。
マヨネーズもジャガイモのもはいっていいるもの。」

「豚骨煮物・すき焼きは砂糖をたくさんを使うよね。
でも、天ぷらは油をたくさん使うよ。どっちかい?」 等々

料理グループのカロリーナンバーワンはすき焼きでした。






クリックすると拡大します。)










「食品の裏側にはカロリーや原材料が
表示されているので、
選ぶ時の参考にして下さい」と








食欲の秋、食べたい物は、野菜を上手にとり入れ、
よく噛んで食べましょうface02





次回は10月17日(土)
13時15分より
テーマは
足元注意!
あなたの足は大丈夫?‼

講師は看護師ですicon12


クリックすると拡大します。)


どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。

お時間のある方は是非ご参加ください。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 15:30Comments(0)糖尿病教室

2020年09月03日

8月19日 糖尿病教室を開催しました♫

皆さん遅くなりましたが、8月19日水曜日
13時15分より今年5回目となる糖尿病教室を開催しましたicon12
コロナの影響により中止となる期間もありましたが、
コロナ対策をしっかり実施することにより今回の講演も
実施することができましたface01




今回の講師は、前回に引き続き松浦院長ですface02


まずは、「皆さんは、どのようなコロナ対策をしていますか?」の
松浦院長の一言から始まり、コロナ感染予防に対する対策として
4つの心がけと

≪コロナ対策≫
① おしゃべりするときは、1m以上離れよう!
② おしゃべりするときは、マスク等で口鼻をおおう
③ 何かにさわったら、手洗い・消毒のこころがけ
④ 狭い部屋では大声でさわがない




厚生労働省が奨めているスマートフォンでの
接触確認アプリ『COCOA』の説明がありましたicon12



スマートフォンにて手軽にダウンロードできるので
ぜひ皆さんも使ってみてはいかがでしょか?




さて、今回の講演のテーマは【過ちはくり返さない】

皆さん、糖尿病に対しての過ちとは何だと思いますか?

糖尿病に関する過ちとは、大きく3つほどあるそうです

① 診断が遅れた(診断は年に1回の検査でよい)
② 間違った治療をしていた(それぞれ各人に最善の治療がある)
③ 合併症を作ってしまった(症状を待っていては手遅れ)







これらの過ちは、

・口の渇きや頻繁にトイレに行くなどといった自覚症状があるにも関わらず
検査をしに病院に行かなかった。

・診断がついて薬を処方されたにもかかわらずしっかりと内服をしなかった。

・足のしびれや目の見えにくさをほっといたままにしてしまった等といったことから
起きてしまいます。

こういった、過ちをくり返さないためにも皆さんしっかりと糖尿病に対する
知識を付けていきましょう。
また、糖尿病は遺伝しやすいですので子どもさんやお孫さんに糖尿病の
不幸を背負わせないためにも、しっかりと下記のことを伝えていきましょう。

① 自分たちは糖尿病になりやすいことを伝えよう
② 食べすぎ運動不足で糖尿病になることを伝えよう
③ 見つけることが大切なことを伝えよう
④ きちんと治療すれば合併症は出ないことを伝えよう




コロナの中ではありますが、自宅にて子どもさんやお孫さんと糖尿病について語り合い
健康で楽しい時間を過ごしましょう。最近は、日中暑くなってきていますのでくれぐれも
熱中症に注意しこまめな水分補給を行っていきましょうface01




次回は9月26日(土)
13時15分より
テーマは
食欲の秋、おいしいものを食べよう‼
講師は栄養管理士の渡邊さんと原永さんですicon12


クリックすると拡大します。)


どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。

お時間のある方は是非ご参加ください。


  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 15:00Comments(0)糖尿病教室

2020年07月21日

7月 15日 糖尿病教室を開催しました。

7月15日、今年4回目となる糖尿病教室を開催しましたicon12
新型コロナウイルス感染症の影響で3ヶ月間中止となっていましたが、
講師は久々の松浦院長ですface01

座席はソーシャルディスタンスを確保し、
参加者のみなさんにはマスク着用をお願いしました
(2/19の記事をご覧いただくと違いが分かると思います)。



ソーシャルディスタンス:感染症の拡散を防ぐことを目的とした手段。
 人と人との間に距離を取って、人が互いに密接な接触を行う機会を減少させること。
 一般的にはお互いに手を伸ばして届かない距離で2m(最低でも1m)といわれる。



今回のテーマは糖尿病の今と未来ですicon12

まず「半年前にはまさかこんな事態になるなんて、
想像もしていませんでした。」と松浦院長。
自身は還暦を迎え、東京オリンピックも予定されている2020年、
今年もよい年になりますように、と祈念した年始めだったそうです。
ところが新しい感染症に大きく影響される年となってしまいました。




新型コロナウイルスに対する特効薬やワクチンは未だ開発途上。
そもそも遺伝子変化を起こしやすいウイルスであることが、これらを
難しくしているようです。これから先も「コロナとともに」の生活は続きそうです。
糖尿病の人はそうでない人より重症化しやすいことも報告されています。
みなさん、新生活様式「手洗い・マスク着用・3密を避ける」は身についたでしょうか。

さて糖尿病に話を戻します。糖尿病の診断治療は年々進歩していますが、
将来の見通しはどうでしょうか?


クリックすると拡大します。)

※※今年の4月から24時間血糖連続測定可能で
  低血糖も警告してくれる器具が保険適応になりました。
 

診断治療方法が年々進歩している糖尿病の撲滅も未だ難しそうです。
糖尿病とともに」の生活も続きそうですね。





次回は8/19(水)13:15から
テーマは
過ちは繰り返しません
講師は今回に引き続き松浦院長です。

クリックすると拡大します。)

どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。

お時間のある方は是非ご参加ください。
  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:00Comments(0)糖尿病教室

2020年07月01日

6月20日 糖尿病教室を開催しました!

6月20日土曜日、13時15分から
糖尿病教室を開催しましたface01


新型コロナウイルスの影響があり、3月、4月、5月と
糖尿病教室はお休みしていましたが再開しました!
スタッフ8名、参加者8名での開催となりましたicon12



今回のテーマは
スワロビクス座ってできる運動~」、
講師は理学療法士の田中さんですface01

座ってできる「サーキットトレーニング」ということで
パイプ椅子を用意して皆さんに実際に体を動かしながら
体験してもらいましたicon12



サーキットトレーニングとは、
有酸素運動→筋力トレーニング→有酸素運動→筋力トレーニング・・・と
有酸素運動と筋力トレーニングを交互に行う運動方法ですicon12

有酸素運動を行うので血糖値を下げるだけでなく、
筋力トレーニングもはさんでいるので筋力の維持にも貢献しますface01

まずは、準備運動からスタートしましたicon12






椅子に座って写真のようにゆっくりと腕を伸ばして深呼吸をます。
腕を伸ばしきるときに呼吸を止めないように注意をしてくださいね。



次は、先ほどの姿勢のまま、左右に倒します。
無理のない範囲で倒してください。
片方が終わったら、もう片方にも倒してください。


次は、つま先を天井に向けて足をまっすぐ伸ばします。
つま先に触れるように体を曲げます。
無理しない程度に行ってください。右が終わったら反対側の左も行ってください。







次は足首を回します。
座ったまま足を組んで、上になった側の足首を回してください。


これで準備運動はおしまいです。続いてサーキットトレーニングに入っていきます。
有酸素運動30秒→筋力トレーニング30秒→有酸素運動30秒→筋力トレーニング
有酸素運動30秒→筋力トレーニング→有酸素運動40秒の周期で行っていきます。

まずは、有酸素運動からです。座ったままの姿勢でいいので、足踏みをしましょう。



次は、筋力トレーニングです。




右足の膝と左腕の肘を合わせるようにクロスさせます。
続いて、左足の膝と右腕の肘を合わせるようにクロスさせます。
左右交互に30秒行ってください。



そのあとは、再び有酸素運動として、足踏みを30秒行います。


続いては筋力トレーニングです。






椅子に浅く腰掛け、両手で椅子の座面を持ちます。
その状態で両膝をおなかにつけるように持ち上げ、おろします。
これを30秒間行います。膝が上がる範囲で行ってください。

筋力トレーニングのあとは、再び有酸素運動として足ふみを30秒間行ってください。




次は、筋力トレーニングです。



右腕でパンチ、左足でキックを行ってください。
そのあとは、左腕でパンチ、右足でキックを行ってください。
左右交互に30秒間行ってください。

最後に有酸素運動として足踏みを40秒行ってください。


これを1セットとして、食事の後に3回行ってみましょう!
毎日できるのが理想ですが、難しい方は1日起きでも大丈夫だそうです。

写真は、病院のロビーで行ったときのものなのでマスクを着けています。
ですが自宅で行う際は、換気のいい部屋で行う、一人で行うなど
ソーシャルディスタンスに配慮して行えばマスクは外しても構いません。

水分補給も忘れずにお願いしますね!




次回は、7月15日水曜日
13時15分から、
病院の1階ロビーにて行います。
テーマは
糖尿病の今と未来
講師は松浦院長ですface01



クリックすると拡大します。)


どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 15:00Comments(0)糖尿病教室

2020年02月21日

2月19日 糖尿病教室を開催しました~!

2月19日(水)13時15分から
糖尿病教室を開催しました。






今回のテーマは・・・
過ちは繰り返しません
講師は松浦院長です。





17名の方に参加いただきました。


過ちを繰り返さないために
どのようなことに気をつけたらよいか、
質問に答えながらみんなで楽しく勉強しました。


クリックすると拡大します。)





クリックすると拡大します。)





クリックすると拡大します。)





クリックすると拡大します。)




血糖が高い状態が続くと目が悪くなったり
腎臓が悪くなっってしまいます。



忙しくて受診もできずに病気ができあがってから
受診される方もいます。

今はいろんな情報があふれ、間違った知識をもってしまう
こともあります。
正しい知識をもつことが大切です。
今回、参加された方は正しい知識を身につけることができました。






特に若いうちから食べ過ぎや運動不足に気をつけることが
大切であり、20~30代の時が重要です。
やせようと思ったら、何か一つに決めて続けていくことが
ポイント。




ビールは小さいグラス、夕食のご飯は2/3杯まで等、
ルールを決める。
たった1日でも、これが365日続くと相当な量になります。

糖尿病の治療の手引きも売店で販売しています。
正しい知識を深め、まわりに伝えていきましょう!



次回は
3月28日(土)
13:15から
テーマは・・・
今日のおやつは?
講師は管理栄養士が務めます。



クリックすると拡大します。)

どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:35Comments(0)糖尿病教室

2020年01月16日

1月15日 糖尿病教室を開催しました。

1月15日(水)13時15分から、
糖尿病教室を開催しました。






今回のテーマは・・・
糖尿病の今と未来
講師は、当院の松浦院長です。
約17名の方々が参加されました。







近年、糖尿病に関わる診断、治療など
様々なことが、進歩しています。




今回は、それぞれについて、
『 昔→今→未来 』 についての
お話がありました。
その中でいくつか取り上げてみます。



『 診断は簡単に出来る時代 』
(今)医療機器の進歩で血液検査の血糖値と
グリコヘモグロビンA1cが、1時間程で結果が出ます。
 → ( 未来 )採血など痛いことをしなくても診断できる時代が来るでしょう。





『 すい臓を長持ちさせる薬 』







(今)様々な薬の登場、すい臓を長持ちさせる薬、
食べても大丈夫な薬?など。現在でも血糖が高い時だけ効く、
糖をからだから追い出す薬、インスリンを自動で注入する機器などありますが
→(未来)インスリンを作る細胞の移植なども実現されるかも。






『 約100年前にインスリンが発見され命が救われる時代になった 』








このようにいろいろ進歩している時代です。
早期発見が出来れば糖尿病の合併症が防げる時代です。
皆さん早めに検査をしましょう。


月1回、名瀬徳洲会病院1階のロビーで開催しています。
少人数の勉強会なのでどなたでも気軽に参加して下さい。
無料の血糖測定も行っています。




次回は、
2月19日(水)
テーマは・・・
過ちは繰り返しません
講師は松浦院長です。



クリックすると拡大します。)



  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:56Comments(0)糖尿病教室

2019年12月13日

12月7日 糖尿病教室を開催しました

12月7日(土)13時15分より
糖尿病教室を行いました。

今回のテーマは
検査のおはなしということで
講師は臨床検査技師の勝山さんです。





みなさんは、糖尿病の合併症と聞かれたときに
何が思い浮かびますか?
代表的なものとして、
目・腎臓・神経の病気があります。



目の病気として糖尿病網膜症があります。
血管が破れて出血を起こして視力低下、
ものがかすんで見えるなどの症状があります。



次に腎臓は糖尿病性腎症があります。
この病気は進行してからでないと自覚症状は
現れません。腎機能が低下すると、むくみ・疲れ・
多尿などが表れます。





神経の病気は、初期は「足の裏が痺れる」などの症状が
ありますが、進行するとその感覚がなくなり、ケガや
火傷をしても気づかなくなります。

その他の合併症で気を付けることは、血管の病気です。
高血圧・動脈硬化など血管の病気となることで、
心筋梗塞脳梗塞になるリスクが高くなります。

でわ、合併症を予防するためにはどのような対策があるのでしょうか?
血糖値をコントロールすることはもちろんですが、すぐに始めることは
体重を気にすることです。自分の体重は大丈夫なのか知る方法があります。
その方法がBMIです。

BMIの計算方法です。
BMI=体重(㎏)÷[身長(m)×身長(m)]で表すことができます。
BMI=25以上ある場合は太りすぎとなります。


体重を減らすことで血管のストレスが減り、血圧も下がり
糖の吸収力を上がるので血糖を下げる効果も期待できます。





次にHbA1cについてです。
聞き覚えない人もいると思います。
ヘモグロビン(Hb)は、赤血球中のたんぱく質で、全身に酸素を運ぶ
役割があります。HbA1cとは、ヘモグロビンが血液中のブドウ糖が
結合したものになります。つまり、たんぱく質や脂質が糖と結びつき、
糖化された状態のものです。
このHbA1cの数値によって、過去1~2か月間の血糖値の平均を
調べることができます。


HbA1cの正常値は6.0%未満と言われています。
この数値が高い場合には血糖が高い期間が続いていることになり
2型糖尿病の危険性があります。そのため、あと回しにせず必ず
病院を受診してください。また、高齢者では正常値が違ってくるため
主治医の先生に相談してください。

いかがでしょうか?
糖尿病は自分には関係ないと思っている人がいたかもしれませんが、
自覚症状が表れないだけで、もしかすると病気のリスクを抱えているかも
しれません。今回の話で何か思い当たる節があれば当院に受診してください。



次回は
1月15日(土)13時15分~
テーマは
糖尿病と歴史」について
講師は松浦院長です。



クリックすると拡大します。)

当院の糖尿病教室では、講師以外にも毎回、理学療法士、作業療法士、
管理栄養士、薬剤師等、各領域のスタッフが参加しているので、
テーマ以外にも、運動や食事関するアドバイスをその場で受けることもできます。
気になることの質問もできますので、是非、参加してください。











  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:32Comments(0)糖尿病教室

2019年11月19日

11月13日 『世界糖尿病デー』イベントを開催しました!

11月14日の「世界糖尿病デー」は、
世界中で増え続ける糖尿病患者に対しての
啓蒙活動のために設けられた日です。



当院でも糖尿病療養指導チームを中心に
毎年開催していますが、今年は第12回目ということで
11月13日(水)県立奄美図書館4F研修室にて
「世界糖尿病デーイベント」を、開催しました。





今回のテーマは、IDF(国際糖尿病連合)に合わせて
「家族を守ろう(実践編)」。
平日でしたが、40名の方が来場されました。




例年通り、血糖測定、血管年齢測定を測定し、
その後、今回は実践編ということで、
「糖尿病チェック」、「電子レンジで簡単クッキング」、
「フットケアをやってみよう」と3つのコーナーを作りました。













管理栄養士の原永さんが講師の「電子レンジで簡単クッキング」のコーナーでは、
おからパウダーや、人工甘味料を使って、カロリーを抑えて、
実際に電子レンジで簡単に作る様子を身近に見てもらいました。
参加者の方たちは興味深々、大盛況でした。



















看護師の中田さんが講師の「フットケアをやってみよう」のコーナーでは、
糖尿病と足のケアの関わり、足の観察の仕方、ケアの仕方を1対1で
丁寧に説明していました。糖尿病の合併症である神経障害の足のしびれや
感覚の低下が起こっている場合は、足のケアは重要です。




「糖尿病チェック」のコーナーは、薬剤師の脇田さんが、いくつか質問をして
その回答から、どれぐらい糖尿病になりやすいか?をチェックしていました。
現在は糖尿病ではない方も、リスクがわかれば予防しやすいかも。










「トクトク体操コーナー」では、作業療法士の福永さんが講師となり、
座って出来る簡単体操や認知症予防の簡単体操をにぎやかに行いました。
参加者全員、とても楽しそうでした。










医療講演は、当院内科 松浦院長による「家族と糖尿病」です。






まず、このイベントの目的・趣旨の説明をし、2年前のテーマから
「妊娠糖尿病」を振り返りました。また糖尿病では自己管理がとても大切です。










食事療法や運動療法を行うためには、家族の協力が必須です。
糖尿病予備軍も含めると2型糖尿病は80%の人が予防可能だということです。
正しい知識をつけて家族みんなで糖尿病対策を行いましょう。













このイベントの目的は、正しい糖尿病の知識を身につけて、
早期発見、早期治療を行い、合併症で苦しむ人を減らそうという運動です。



来年も、楽しくお勉強できるよう企画頑張ります。



次回は、
12月 7日午後1時15分から
テーマは
検査のお話』です。
講師は臨床検査技師が行います。


クリックすると拡大します。)

どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。



  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 15:00Comments(0)糖尿病教室

2019年11月09日

世界糖尿病デー イベントを開催します!

11月13日 水曜日
午後2:00 ~ 3:30まで
県立奄美図書館4階 研修室で
世界糖尿病デーのイベントを開催します



クリックすると拡大します。)





参加は無料、事前の申し込みも必要ありません。
どなたでも気軽に参加できるイベントとなっています。

参加者様からの質問にもスタッフが丁寧にお答えします。

気になる方はお気軽に
参加ください。

皆様の参加
お待ちしております。



  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 12:00Comments(0)糖尿病教室病院からお知らせです。

2019年11月01日

世界糖尿病デー イベントを開催します!

11月13日 水曜日
午後2:00 ~ 3:30まで
県立奄美図書館4階 研修室で
世界糖尿病デーのイベントを開催します



クリックすると拡大します。)





参加は無料、事前の申し込みも必要ありません。
どなたでも気軽に参加できるイベントとなっています。

参加者様からの質問にもスタッフが丁寧にお答えします。

気になる方はお気軽に
参加ください。

皆様の参加
お待ちしております。
  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 12:00Comments(0)糖尿病教室

2019年10月24日

10月19日 糖尿病教室を開催しました。

10月19日(土)糖尿病教室を開催しました。








今回のテーマは、
足元注意!あなたの足は大丈夫?です。
講師は、看護師の中田さんです。










糖尿病を長期間、未治療で放置していると糖尿病の合併症として、
神経障害が出てきてしまいます。神経障害といわれても、
なかなかイメージがわかない方も多いのではないでしょうか。









上の写真は、神経障害を長期間放置して、壊疽(えそ)に
なってしまった写真です。
なぜ、このような状態になってしまうのでしょうか?
糖尿病の合併症である神経障害が進んでくると、足の感覚が
鈍くなってしまいます。
そうなると、足に傷ができても痛みを感じにくくなります。
痛みがあれば病院へ行くなり、主治医の先生に相談するなり
できるのですが、痛みがないと、何もないと思って傷を放置してしまいます。
傷を未治療のまま放置すると、傷口から菌が侵入して
上記のような状態になってしまうことがあるのです。

では、どのような事に気をつければ、上の写真のような状態に
ならずに済むのでしょうか?





1 毎日、足を観察する。







目で見ることも大切ですが、上の写真の中田さんのように触って
確認できることもあります。足の色はどうでしょうか?
足を触ってみて冷たくないでしょうか?
動脈硬化が進んでしまうと、足先にまで血液が廻らなくなるので、足が冷たくなります。
足には、足背動脈(そくはいどうみゃく)といって、脈が触れる部分があります。



この部分で脈が触れなかったり、右足は触れるけど、左足は触れない等の
左右差があると動脈硬化が進行している恐れがあります。
受診の際に主治医へ相談することをお勧めします。
そして、足の裏側はなかなか自分で見ることは難しいので、
触って確認をしてみてください。ご家族の協力が得られる方は、ご家族に
確認してもらう、という手段もあります。
魚の目やくつづれ、傷などはないでしょうか。

足の指の間はふやけていませんか?爪の色は白く濁っていないでしょうか?
爪の色が白く濁っていると、爪白癬(つめはくせん)という病気の可能性があります。
白癬(はくせん)、というと聞きなれないかもしれませんが、いわゆる水虫のことです。

爪白癬(つめはくせん)は爪に水虫ができた、ということになります。
爪に水虫があると、足の指にも水虫があることが多いので、爪の色や足の指の間が
ふやけていないか確認しましょう。

足の傷や爪に関して病院を受診する際は、皮膚科を受診するのがお勧めです。
皮膚科が受診できない場合は外科で対応してくれることもあります。




足を清潔に保つことで感染を予防することになります。角質の厚い方の中には
角質ケア用品等で力強く削る、という方法を取っている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、あまり削りすぎると、傷ができてしまうことがあります。石鹸を泡立て、
優しく洗うことで十分です。洗った後は、水気をしっかりと拭き取ってください。
乾燥が気になる方は、保湿クリームを使用してもかまいません。








爪白癬(つめはくせん)があったり、爪が食い込んでいる等、自分で爪の手入れが難しい方は、
無理して自分できることなく、医師や看護師に相談してください。
爪の白い部分に合わせて爪を切ると、深爪になりやすいので、上の写真のように
きるのがお勧めです。爪は丸まっていく性質があるので、爪の角も尖ったまま放置すると、
爪が食い込んでいってしまいます。








仕事の都合上、ハイヒールを使用する機会が多いこともあるかとは思いますが、
ウォーキングや運動をする時はハイヒールやサンダルは避け、自分にあった靴を
使用することをお勧めします。
足の変形があって、自分にあった靴を探すのが難しい方は、フェア等で相談する方法もあります。
奄美フットのように相談を受け付けてくれるお店を利用してみましょう。

靴下に関してですが、白色のものがお勧めです。出血したり、滲出液(しんしつえき)という
汚い色の着いた液体が出てきてしまった時に見つけやすいためです。
運動するときは色物の靴下よりも白色の靴下をお勧めします。



冷えてくると、湯たんぽやこたつ、電気カーペット等を利用する機会が増えてくると思います。
糖尿病の神経障害を抱えていると、足の感覚が鈍くなってしまうので、湯たんぽに直接足が
当たっているのに気がつかず、やけどを負ってしまうことがあります。
湯たんぽを使用する際はタオルにくるんで使用する等の工夫をお勧めします。
夏場ですと、砂浜を素足で歩いているうちに知らずにけがをすることがあります。
足の観察を習慣づけて早期発見に努めることが大切です。





次回は、11月13日(水)、
午後2:00 ~ 3:30まで
県立奄美図書館4階 研修室で
世界糖尿病デーのイベントを開催します



(※ クリックすると拡大します。)


参加は無料、事前の申し込みも必要ありません。
どなたでも気軽に参加できるイベントとなっています。

参加者様からの質問にもスタッフが丁寧にお答えします。

気になる方はお気軽に
参加ください。

皆様の参加
お待ちしております。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 14:09Comments(0)糖尿病教室

2019年10月04日

9月28日(土)  糖尿病教室を開催しました。

9月28日(土)に
糖尿病教室を開催しました。


今回のテーマは、
食欲の秋、おいしいものを食べよう!です。
講師は管理栄養士 原永さんです。


今回は、管理栄養士によります調理実習でした。
食欲の秋でおいしいものがたくさんありますが、
電子レンジを使用して、包丁使わずに
簡単に料理できるレシピをごしょうかいしました。




電子レンジ調理のコツ1

並べるときは真ん中あけ
電子レンジでは端の方が温度上がるので
端に置くようにしましょう。





コツその2は端あけラップです。
電子レンジでは食材によっては
爆発してしまうのもあるので注意。
水蒸気が逃げ道を作るために端をあけて
ラップをかけましょう。
長く温めるのも注意しましょう。






本日のメニューは

・トマトスープからのトマトカレー
・豚肉と野菜の塩麹蒸し
・冷凍りんご






クリックすると拡大します。)








食材はすでにカットされたものを使用。
調味料もチューブタイプのものを使用し
簡単に調理ができます。



















まずはトマトスープ作り、それにカレー粉追加で
再度過熱して、一工夫で違った味へ。
豚肉の野菜と塩麹蒸しでは、タッパーにカット野菜を敷き詰め、
豚肉を乗せ、肉へ塩麹を塗ってレンジでチンするだけ。









調理した後は、試食タイム。






皆さんおいしく召し上がっていました。
ごはんがない時には、チンして食べられるものを常備しておけば、
電子レンジですぐ食べられます。もち麦なども最近は売っているため
ご飯と比べるとカロリーオフにもつながります。



最後はデザート。
あらかじめ一口大にカットしたりんごを冷凍。
自然解凍後、一時間のものと、冷凍庫から出して
すぐのものを食べ比べ。
どちらもおいしかったのですが食感の違いで
変わるものなのだなと感じました。

食欲の秋、美味しい食材が
いっぱいあります。 一工夫で色んな料理を
楽しむことができますが
食べすぎには注意して
秋の味覚を楽しみましょう。




次回は、
10月19日午後1時15分から
看護師によります
足元注意!あなたの足は大丈夫?』です。


クリックすると拡大します。)

どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。








  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 16:07Comments(0)糖尿病教室

2019年08月22日

8月21日 糖尿病教室を開催しました。

8月21日(水)1時15分から
糖尿病教室を開催しました
今回のテーマは
高齢者と糖尿病
講師は、松浦院長です。
15名が参加しました。







下記の特徴 について勉強しました。



特徴 ① 高齢の方は、血糖は上がりやすい、または糖尿病になりやすい。

原因として、すい臓が弱りインスリンが出なくなる。
筋肉量の低下、内臓脂肪が増加するため。
運動量(活動量)が低下するため。



特徴 ② 糖尿病の高齢者の方は、老年症候群になりやすい。

老年症候群とは、認知症または認知機能低下、うつ病、日常生活動作の低下
サルコペニア、転倒、骨折、フレイル、尿失禁、低栄養などのこと。

サルコベニアとは、加齢に伴う筋肉量・筋力の低下のこと。
フレイルとは、加齢に伴いストレスに対する抵抗力が弱くなっている状態。
(衰弱、筋力の低下、活動性の低下、認知機能低下、精神活動の低下などの
健康障害が起こりやすくなっている状態。)



特徴 ③ 重度の低血糖症になりやすい。

原因として、冷や汗、動悸、手のふるえなどの自律神経症状が
出にくいので発見が遅れる。

発見が遅れると、意識障害などが起きやすく、転倒・骨折などの
原因になる認知症、心臓疾患などの原因となる。



特徴 ④ 腎臓の働きが弱っており、薬が体にたまり
     薬の作用が強くなったり副作用が出やすい。



特徴 ⑤ うつ病になりやすい。



特徴 ⑥ 厳しい目標は、状況によってはかえって良くない。

強い薬やインスリン療法をしている方は、HbA1cの目標を、8.0%としてよい。
元気な方、弱い薬しか服用してない方は、HbA1cの目標は、7.0%としたい。



特徴 ⑦ 高血糖・低血糖は認知症の原因となる。

血糖を上げすぎない、血糖を下げすぎない。


文献) 高齢者糖尿病診療ガイドライン2017 日本老年医学会&日本糖尿病学会




みなさん、熱心に勉強されてました。
高齢者の方は厳しい目標は状況によってはよくありません。
高血糖よりも低血糖がこわいです。
低血糖はガソリンがないのと同じで命に関わることです。
低血糖になったら糖分があるものを摂りましょう!



高血糖は認知症の原因になることも分かってきています。
血糖を上げすぎない、下げすぎないように気を付けましょう!


次回は
9月28日(土)1:15~
テーマは
食欲の秋、おいしいものを食べよう!
講師 : 管理栄養士


クリックすると拡大します。)



どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。





  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 13:27Comments(0)糖尿病教室

2019年07月19日

7月 17日 糖尿病教室を開催しました~!

7月17日(水)午後1時15分より、
糖尿病教室を開催しましたicon12

今回のテーマは・・・
糖尿病の歴史!」
講師は、当院の松浦院長です。
約14名の方々が参加されました。




Diabete Mellitus ディアベテス・メリトス(=糖尿病)の
歴史について、知らない方が多いのではないでしょうか







今回は、日本の糖尿病の歴史と
世界の糖尿病の歴史を対比しながらの講演でしたface01

日本史上最古の糖尿病患者は、
平安時代の貴族「藤原道長」といわれています。
晩年の道長は「日がな一日水を飲み、けれど
口は渇きが収まらない。元気はないが食欲はある。」
これが、糖尿病の症状と酷似することが所以とされています。


約5,000年前(紀元前3,000年)エジプトのパピルスに
糖尿病と思われる「エジプト王の家臣であった
イムホテップに多尿の症状がみられた」が最も旧い記述でした。



1674年 オクスフォード大学教授のトーマス・ウィリスが、
糖尿病患者の尿が甘いことを再発見し、糖尿病と命名したそうです。

などなど、現在知られている糖尿病に関して、多くの
研究者が少しずつ発見していったのです。

他にも「インスリンの歴史」や「内服薬の歴史」についても
お話しがありました。
医学は進歩し以前に比べると治療法も優れています。
早期発見をすることにより、治療も楽に出来るとの事。
皆さん、検査をしましょう。






次回は、8月21日(水)
テーマは
高齢者と糖尿病
講師は松浦院長です。



クリックすると拡大します。)

どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。




  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 10:40Comments(0)糖尿病教室

2019年06月21日

6月15日 糖尿病教室を開催しました!

6月15日(土)、午後1時15分より
糖尿病教室を開催しましたicon12


今回のテーマは
「スワロビクス~座ってできる運動~」
ですface01

講師は、理学療法士の奥山さんと
作業療法士の福永さんですface02



座ってできる運動がテーマなので
皆さんにお手本が良く見えるように
普段よりも講師との距離が近いところで
座って聞いていただきました。





まずは、運動の効果について
説明がありました。



運動の効果

・ インスリンの必要量が減少します。

・ 筋肉が増えると糖の都営込みが増加します。

・ 基礎代謝が上昇し、消費エネルギー量が増加します。

・ ストレス解消

・ 骨密度を増し、骨を丈夫にします。

・ 筋力が増強し、転倒予防につながります。




また、運動を行う前の注意点もお話がありました

・ 血糖値が250mg/dl以上の方は運動を控えましょう

・ 少ししんどい~少し楽くらいの運動を

・ 関節や筋肉が痛い時はやめましょう

・ 運動中は呼吸をやめないように

・ 10~30分、週に3回程度行いましょう

・ 食後1~2時間後に行いましょう。





まずは、運動するための準備として、
リラックスするために深呼吸から始めました。

大きく息を吸って・・・




ゆっくりと吐きます。





深呼吸をして、息を整えたら運動開始です。
1つめは「肩回し」です。

写真のように、両手を肩に乗せ、後ろから前へ、
大きく5回肩を回します。






次の運動は、座りながら腹筋を鍛える運動です。

両手を頭の後ろで組み、体を左側へひねっていきます。
もとに戻ったら逆側へひねっていきます。
この動作を左右両方を1回として20回程度繰り返します。


もう一つ、腹筋を鍛える運動があります。
写真のように、体の前で腕を組み、
上体を大きく前方に倒します。



この動きを10回繰り返します。





この辺りから、運動に夢中になって、
息が止まってしまいがちになるので、
しっかり呼吸を行うことを意識しましょう!





続いては膝伸ばし運動です。
椅子をしっかり持って、体を支えて行ってください。
足を片足ずつ、左右交互にまっすぐ
10回伸ばしていきます。











次は、つま先上げ運動です。
かかとは地面につけたまま、つま先だけを上げます。
これを10回行っていきます。











続いては、かかと上げです。
先ほどとは逆に、つま先を地面につけたまま、
かかとだけを上げます。10回行います。










最後は、座った状態で、腕を振って歩くように
足踏みを行います。
これは回数ではなく、30秒、続けて行います。







以上が座ってできる運動、スワロビクスでした。
梅雨の時期は天候が優れず、運動しようにも
外に出かけられないこともあるかと思いますが、
室内で座ってできる運動もありますので、
参考にしてくださいね!





次回は、
7月17日(土)
午後 1 時 15 分 から
名瀬徳洲会病院1 階 ロビー で
テーマ は・・・
『 糖尿病と歴史 』
講師は松浦院長です
icon12


クリックすると拡大します。)



どなたでも気軽に参加できる
教室となっております。
事前の申し込みや予約なども
必要ありません。

参加された方からの質問にも
スタッフが丁寧にお答え致します。

無料の血糖測定も行っています。


お時間のある方は是非ご参加ください。













  


Posted by 名瀬徳洲会病院 at 17:15Comments(0)糖尿病教室